こんにちは、芸能ライターのレイジです。
7月22日、お笑い芸人の闇営業問題について、7月21日に行われた雨上がり決死隊の宮迫さんとロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの謝罪会見を受けて吉本興業の岡本昭彦社長の会見が非常にわかりにくかったので、簡単にまとめてみました。
結果として
- 大崎洋会長、岡本昭彦社長は1年間50%の減俸
- 両名の辞任はなし
- 宮迫博之、田村亮の契約解除は撤回
- 今後はコンプライアンスを徹底し、所属芸人ファーストの経営を心がける
質問Q&Aまとめ
Q. 宮迫、亮の会見時の「会見をするなら全員クビにする」という発言は本当か
A. 言った(冗談だった、場を和ませようとして言った)
Q. 宮迫、亮の契約解除の撤回はなぜか
A. 二人の会見を見て申し訳なく思った
Q. 辞任について
A. 辞任は考えていない
Q. 『スッキリ!』で極楽とんぼ・加藤浩次が発言した「普段から社長の恫喝はあった」について
A. 普段から高圧的な態度を取ってしまうことがある。自分では恫喝だとは思っていなかった
Q. 入江慎也がオーガナイザーを務めた吉本興業主催のイベントのスポンサーに反社会的勢力が絡んでいたことについて
A. 正確に言うと、吉本主催ではなく別の会社主催のイベントだった。イベントのスポンサーにまでは反社会的勢力がいたかどうかのチェックは行っていなかった
Q. 様々な芸人が問題視しているギャランティーの低さや契約書を交わさないなどの体制について
A. 芸人の収入については今後改善し、上げていきたいが、どう上げるかなどの具体案はいっさい決まっていない
Q. 宮迫、亮以外の闇営業に関わった芸人たちの処分について
A. 他の芸人についてはそのまま謹慎。今後のことが決まり次第本人から発信する(入江については契約解除のまま)
Q. 亮が会見のときに言った「在京5社、在阪5社のTV局は吉本の株主だから大丈夫だと言われました」という発言の意図について
A. 「会見を行うなら時間帯などをテレビ局に配慮しなければならない」という意図だっった(弁護士回答)
Q. 闇営業問題について金銭授受の公表が遅れた理由について
A. 関わったとされる芸人全員からの事実確認がしっかりとできるのを待っていたから
Q. 宮迫、亮に「引退か契約解除か」の2択を迫った件について
A. 弁護士との話の流れでそうなった
…またその他にも、「コンプライアンス研修の回数を増やしホットラインの強化をしていく」「法的拘束力のある共同確認書を交わし、契約書については個々のタレントと話していく」というような回答もありました。
こんなところでしょうか…。
僕はこの会見を見てもいっさい納得できません。みなさんは納得できましたか?
お笑いの会社のトップが冗談言うただけでなんでパワハラになるんや?
— 金属バット小林 (@kinzokubatKB) 2019年7月22日
岡本社長の冗談はとんでもなくスベっただけなんや。
でもお笑い会社のトップがスベったんなら辞任すべきか。