こんにちは、芸能ライターのレイジです!
10月8日に放送された『アメトーーク2.5時間SP の中の「昭和アニソン軍VS平成アニソン軍」でお笑い芸人のケンドーコバヤシさんの発言でネットが炎上していました。
ケンドーコバヤシ炎上
ことの発端は番組後半、平成アニソン軍がアニメ『ラブライブ』のキャラクターの声を務めた声優たちによるアイドルユニット「μ’s」のライブが素晴らしい!と紹介したときに起こりました。
映像を観たケンドーコバヤシさんは、「Snow halation(スノハレ)」出だしのフリでμ’sが耳に手を当てるポーズを取ったことに目を付け、
「声優さんがなんでみんな永田裕志さんのマネしてるんですか?」
とボケたのです。
キスマイ宮田「いや、違うんです笑」
天津向「永田裕志じゃ…」
ケンコバ「全員、ゼアゼアゼアってやってたで」
一同「笑」
博多大吉「カラーは青にしないと」
ケンコバ「ブルージャスティスでしょ」
プロレスラーの永田裕志さんといえば「ゼア!」と言いながら敬礼するのがプロレスファンの間で有名ですが、大のプロレス好きであるケンドーコバヤシさんらしいボケですがこれがアニメファンの間で大炎上。アニオタ達の逆鱗に触れる結果になってしまいました…。
「ケンコバうざい ホント嫌い。しつこい。マジでむかつく。ラブライブをクソみたいなネタでイジらないで! ケンコバの顔みたくない」
「バラエティ番組だから、、、とわかってはいてもケンコバさんがスノハレの振り付けをプロレス(?)の人の動きって言って笑いにしたのが許せない自分がいる」
「ラブライブを観てない人間がちょっと映像を観ただけで右のやつに似てるとか言うのやめてくんないかな?ケンコバふつーに面白かったのに今回の件で一気に嫌いになったわはよ氏ね」
「ケンコバさんの件で騒いでるやつ頭悪いって言ってるけどあの笑いの取り方はあからさまに間違ってると思うんだよね。 なんで振り付けを利用してわざわざ笑いとったんだろ なんか笑いの取り方が必死すぎて草も生えないし、ちょっとあれは不快かなぁ あのシーンは馬鹿にされたくなかった」
「アメトーク、ケンコバさんいらないな。宮田さんの愛は分かったが、平成は押しが弱い。ケンコバさんに話持ってかれ、挙げ句に再現とかいらないものまでやって。まぁVがあるからある程度は台本通りなんだろうが。アニソンもっと出てくるかと思ってたのに」
Twitterから一部抜粋
僕の個人的な意見としてアメトーークという番組の性質上、今までの企画でも芸人達のボケによってトークが大きく脱線したり、映像をイジったボケに寄るということが多々ありましたし、特にケンコバさんが出てる回は彼の圧倒的な話術や知識量、パワーによって彼の独壇場になるというのは一種のお約束のようなもの。
しかし、今回はゴールデンという早い時間帯ということ、そしてテーマが「アニソン」ということでふだんアメトーークを観ない人達の目にも多く触れ、結果として「ただただディープなアニソンの話」が聞きたかった人達にとっては嫌な放送になったかもしれません。
しかし、アニメオタクでもない一般の視聴者目線から言うと、正直平成のアニソンの話はついていけない部分も多く、家族などで観るのはツラい部分がありました。
僕は昨日の放送を父や母、妹など家族で観ていたですが、『けものフレンズ』や『ラブライブ』の話にはついていけず父や母は「えっ…なんなんこれ…」と冷たい目を向けていました。
そんな時に昭和アニソン軍の人達がボケたり、茶化したりすることで凍りついていた茶の間がフッと明るくなったので本当にケンコバさまさま、昭和アニソン軍さまさまでした。
今回の一件でケンドーコバヤシさんを叩くアニオタさん達の気持ちもわからないではないですが、あくまで『バラエティ番組』ということ、そして「まったくテーマに興味もない人もたくさん観る」ということを頭に入れておいてほしいと思いました。(文:レイジ)