洋画もいいですが、日本の映画でも本当に感動する作品がたくさんあります。今回は絶対に泣けて感動する邦画ベスト8作をランキング形式で紹介します。
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8位 余命1ヶ月の花嫁
公開日: 2009年5月9日
監督: 廣木 隆一
脚本: 斉藤 ひろし
瑛太さん、榮倉奈々さん主演。
ドキュメンタリー番組として放送された実話が映画化された作品。乳がんに侵され余命1ヶ月を宣告された花嫁とそれを支える新郎の物語です。主演の二人の役作りが本当に素晴らしく、醸し出す雰囲気のリアリティがものすごいです。ただ二人が生きて生活している、それだけで泣けます。
7位 聖の青春
公開日:2016年11月19日
原作:大崎善生
監督:森義隆
脚本:向井康介
実在する将棋棋士・村山聖さんの生涯を描いた作品。
村山聖さんを松山ケンイチさん、ライバルであり将棋界を牽引してきた天才・羽生善治さんを東出昌大さんが演じています。棋士だけが持つオーラというものがあるのですが、主演の二人は俳優にも関わらずまるで本当の将棋指しのようで、画面越しでも二人の本気度合いに圧倒されっぱなしです。二人の演技に泣き、ストーリーに泣き、村山聖の一生に泣く作品です。
6位 青天の霹靂
公開日: 2014年5月24日
監督: 劇団ひとり
原作者: 劇団ひとり
脚本: 劇団ひとり
ある出生の秘密を抱えた男が、雷に撃たれたことからタイムスリップし、その秘密を実の父親と共に明らかにしていくという劇団ひとりさんの小説を実写化した作品。監督も劇団ひとりさんが務めています。
息子役を演じた劇団ひとりさん、母親役の柴咲コウさんももちろん素晴らしいのですが、この名作の最大の功労者は父親役を演じた大泉洋さんではないでしょうか。彼のまったく力を感じさせない自然体な演技は観るものの心のなかにスーッと溶け込み、まるで違和感なくストーリーに入り込むことができます。北海道が産んだ宝・大泉洋のその凄さが120%引き出された作品です。
5位 タイヨウのうた
公開日: 2006年6月17日
監督: 小泉 徳宏
陽の光をあたることができない難病に侵された少女とそれを支える青年の儚く、切ないラブストーリーを描いた作品。
歌手のYUIさんが主演を務めたことでも話題となりました。彼女の歌手とは思えないほどの演技力は目をみはるものがあります。いや、彼女が歌手であるからこそ出せた軌跡の作品なのかもしれない。
4位 湯を沸かすほど熱い愛
公開日: 2016年10月29日
監督: 中野 量太
脚本: 中野 量太
余命を宣告された母親の家族に対する愛を描いた作品。
宮沢りえさんが主演女優を務めています。彼女と娘役を演じた杉咲花さんの空気感が本当の親子のようで、二人の何気ないやりとりを観ているだけでも涙が止まりません。後世に残したい2010年代屈指の名作です。
3位 永遠の0
初公開: 2013年12月21日
監督: 山崎貴
脚本: 山崎貴、 林民夫
百田尚樹さんの同名小説を実写化した作品です。
「国のために命を捧げるのが当然だったと言われる戦時下の日本を描いた作品」で、V6の岡田准一さん演じる宮部久蔵の生と死、そして守らねばない者のために戦うということの覚悟、怖さ、そのすべてを背負った鬼気迫る演技はまさにアイドルの域を超えています。ファンならずとも必見の作品です。
2位 私は貝になりたい
公開日:2008年11月22日
監督:福澤克雄
原作(遺書・題名):加藤哲太郎
脚本:橋本忍
SMAPの中居正広さん主演。時は第二次世界大戦中の昭和19年。無実の罪を着せられた男の希望と絶望を描いた作品です。と、詳細を語ることすらはばかられます。とにかく一度観てください。
1位 容疑者Xの献身
公開日:2008年10月4日
脚本:福田靖
監督:西谷弘
ある天才数学者の罪を描いた作品。福山雅治さん主演ドラマ「ガリレオ」の劇場版でもあります。数学者・石神を演じた堤真一さんはこの作品によって自他ともに認める日本屈指の俳優へとなったのではないでしょうか。ほんとうにほんとうに涙が止まらなくなる作品です。
まとめ
本当に名作ばかりなので観たことがない作品があればぜひ一度観てみてくださいね!文:脳みそしる